貸家のお庭って、誰が手入れするの?

賃貸住宅には様々な種類があります。マンション、アパート、戸建て、テラスハウスなど、様々です。
そんな中で、庭付きの物件、とても人気があります。新型コロナによる巣ごもり需要もあり、お庭やベランダでできるちょっとした楽しみが、テレビでもたびたび話題になりました。広くて、他人に迷惑が掛からないお庭ならば、バーベキューやドッグランなど、夢は膨らみます。
そんな中で、貸主と借主で意外とトラブルが発生するお庭の管理について、今日は取り上げてみたいと思います。

お庭でトラブル、どんなことがあるのだろう?
疑問に思う方も多くあるかもしれません。貸主側からも借主側からも苦情や相談が出ることが意外とあるのです。
まずは、皆さんも想像がつくと思いますが、立派すぎるお庭です。大家さんがもともと住まわれていて、気合の入った日本庭園を造ったような場合、賃貸に出す際には写真映えもして、人気も出やすいのです。しかし、安易な気持ちで入居をすると、一般の人にはとてもそのような庭は維持管理ができません。雑草を抜くだけでも一苦労で、りっぱな松の木など、プロの植木屋さんに任せなければならないのか、自分で切ってしまってもいいものか、悩みは尽きません。
このような極端なお庭はそのようなトラブルの想像がつきやすいので、予め貸主と借主で取り決めをしておきます。例えば、年に1回貸主で植木屋さんをいれるから、それ以外の手入れは入居者さんでして欲しいなど。

きちんと取り決めをしておかずに、大家さんより悲しい声で相談の連絡が入る事があります。
例えば、大事な庭が、入居者さんによって滅茶苦茶にされてしまった。大事な柿の木が切られてしまった、などです。一方、入居者さんは鳥や虫が来るから迷惑で切ったのだ、などの理由があったりするのです。これはどちらが悪いのでしょうか?切った柿の木は戻らないので、やはり、事前に決めておかないのがいけない、という事になるのです。
こんな連絡が借主さんより入ることもあります。自分の家の庭に勝手に大家さんが入ってきて庭の手入れをしているなど。大家さんに悪気はないのですが、借主さんからしたら、ビックリしますよね。

また、このようなケースもあります。庭付きの物件に入る方が、庭いじりが好きとは限らないような場合です。
例えば家族構成でどうしても部屋数の多い戸建てに住みたかった。楽器を弾きたくて、マンションは禁止されているので、戸建てに住んだら、庭がついていたなどの場合です。
このような場合、庭は見事に雑草だらけに荒れ果てます。しかし、住んでいる本人が構わなければトラブルにならないかというと、そうではないのです。雑草だらけになってしまうと、種子が近所に飛び散ります。近隣から、もともと住んでいた大家さんに苦情の連絡が入るのです。お宅の庭が荒れ果てて、うちの庭に雑草の種が飛んできて迷惑だと。さらに、借主さんが近隣の方とコミュニケーション下手だと、例えば除草方法一つとっても、除草剤を撒いて、臭いがくさい、あるいは、うちの庭にも除草剤の影響が出た、などの苦情が入ってしまうケースもあるのです。

建物や設備には自然損耗や故意・過失に伴う修繕など、ある程度わかりやすい目安があるのですが、庭については、明確な指針はありません。トラブルがあった場合は、せいぜい善管注意義務(自分の物を扱う以上に注意して管理する義務)を問う位しかできません。
このような事から、事前にどれだけ約束事を決めておけるかが重要になるのです。

グラム株式会社では、豊富な賃貸不動産の経験から、ご要望があれば、様々なご提案や解決策をご提示します。
例えば、今回のようなお庭付きの賃貸住宅がある場合、貸家で起こり得るトラブルを想定して、リフォームに加えてお庭についてもご提案も可能です。
定期的に植木の剪定をいれるのか、予め伐採してしまうのか、雑草が生えそうな箇所には防草シートや砂利を敷く等、以後のメンテナンスをしやすくするのかなど、貸した後まで見据えてご提案をさせて頂きます。

賃貸住宅でお困りのことがあれば、お気軽にグラムまでご相談ください。お問合せお待ちしております。