光触媒って本当に効果があるの!?
ショッピングモールや飲食店、電車などで「抗ウイルス・抗菌コーティング」と書かれたステッカーをよく見かけますよね。これは、「この建物や乗り物は、抗ウイルス・抗菌コーティングをしています」ということを示すものです。
抗ウイルス・抗菌コーティングとは、ドアノブやスイッチ、手すり、座席などに溶剤を吹き付けてコーティングするだけで、ウイルスを不活化・細菌の増殖を抑えて接触感染を防ぐことができる技術。様々なコーティング製品が販売されていますが、今最も注目されているのが、「光触媒コーティング」です。
「光触媒って聞いたことあるけど、そもそも何なの?」と思われている方は多いのではないでしょうか?さらに「光触媒コーティングって何だか怪しい」「効果が目に見えなくてわからないから、宣伝されている効果は嘘なんじゃ…」と疑問に思う人も少なくないはず。
そんな疑問に対して、ズバリお答えします!と言いたいところですが、まずは「光触媒って何?」という部分を簡単に説明します。
光触媒は、1970年代に東京大学の大学院生であった藤嶋昭氏によって発見されました。「酸化チタンに光を照射すると、そのエネルギーによって水が水素と酸素に分解される――」という、光合成のように光が当たるだけで自分以外の物質を変化させる働きが、世界に知られることになったのです。
それから数十年、この現象を応用した様々な研究・開発によって、光が当たるだけでウイルスを不活化・細菌の増殖を抑えることのできる光触媒コーティング製品が開発されました。
このコーティングした場所に光があたると、分解力を持つ活性酸素が発生します。 これらがウイルスや菌などの有害物質や臭いを分解し、最終的には人体に無害な二酸化炭素や水となって大気中に発散していきます。
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この話を聞くと「光触媒ってすごい!さっそく光触媒コーティングをしなきゃ!」とはやる気持ちになりますが、ちょっとお待ちください!ここからが「光触媒コーティングって効果があるの?」に対しての回答になりますが「製品によってすごい効果がある場合も、あまり効果がない場合ある」が答えになります。
正しい光触媒コーティング製品の選び方
光触媒コーティング製品は、とても沢山あります。それぞれ製品によって成分が違ので、その製品がどのくらいの効果が見込めるかはわかりません。
何で効果を見分けるのか?それは下記の2点です。
(1)きちんと試験をして効果検証しているか?
(2)その試験のエビデンス公開しているか?
効果が目に見えない商材だから、試験で確認していることが大切で、その証明であるエビデンスを指標にするのが、良い製品と出会う近道です。
木下抗菌サービスの光触媒コーティング「キノシールド」は、抗ウイルス性試験、抗菌性試験、アルデヒド除去性能試験、消臭性試験、安全性試験――と、数多くの試験を実施し、エビデンスを公開しています。加えて、“実際に使用する環境でも効果が発揮されなければ意味がない”という考えに基づき、精度の高い試験を採用しています。
とても素晴らしい働きをする光触媒コーティングですが、どの製品を選ぶかで全く効果が異なります。安心した毎日を送るために、エビデンス情報をしっかりと収集して決めたいですね。