コロナの生存期間は素材でどれだけ違う?

以前このコラムのコロナは温度によって寿命が変わる?で、「温度が低いと感染力維持期間が長くなる」という驚きの事実をお伝えしましたが、今回は「感染力維持期間」に関する第2弾! 「素材編」をお届けします。

「新型コロナウイルスの生存期間は、素材によって違うって聞いたことがあるけど…」と、なんとなく素材別で違うことはメディアなどで知っているものの、詳細を言える人はあまりいないのではないでしょうか?

そんなモヤモヤしているあなたはこの表をチェック!

日本リスク学会が公開している、ステンレスや木材など様々な環境表面での感染力保持期間の試験結果をご紹介します。

 

出典:一般社団法人日本リスク学会 環境表面のウイルス除染ガイダンス第4版, http://www.sra-japan.jp/2019-ncov/

 

試験結果から、22℃の環境下で、衣類だと2日、ガラス表面で4日、ステンレス鋼表面およびプラスチック表面で7日間以上、感染力が維持されることがわかります。

 

ボタンやスイッチなど不特定多数が触れる部分に使用されている、ステンレスやプラスチックに付着しているウイルスは、7日以上も感染力が維持されるという驚愕の事実!

この試験は22℃の温度での結果ということですので、寒い時期はより長い間維持されると想定されます。

「ウイルスが何日も残るなんて怖い!こまめに消毒しなくちゃ!」という思いに駆られますが、そのような不特定多数が触れる場所に対して、毎度消毒作業をするのはシンドイですよね…。

そこで強い味方になってくれるのが光触媒の抗ウイルスコーティング。コーティングした場所に、外光や蛍光灯の光が当たるだけで、24時間365日有機物が分解されてウイルス感染力を不活化させます。これは楽ちんです!

 

キノシールドは2時間で99.4%の新型コロナウイルスを不活化

抗ウイルスコーティングの中でも、多くの有名施設で採用されているキノシールドは、数々の抗ウイルス試験で効果を検証しています。国立国際医療研究センターとの共同研究では、無加工品プレートと、キノシールド塗布プレートを比較試験で、2時間で99.4%のコロナウイルスの不活化が実証されました。

キノシールドは建物・お部屋にあるほとんどの物にコーティングが可能ですので、ぜひ感染症対策としてご利用ください。

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担当:小川