北里大学においてオミクロン株の抑制を確認
キノシールドを手掛ける株式会社木下抗菌サービス(東京都新宿区、代表取締役社長川村卓也)は、北里大学医療衛生学部において抗ウイルス性試験の結果、新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の抑制を確認しました。
キノシールド(光触媒コーティング剤)を噴霧したタイルにウイルスを接種、TCID50法にてウイルス感染価を経時的に測定した結果、1時間で99%の抑制効果を確認いたしました。
具体的には、対照とした未加工タイルは自然減衰を含めて89%の抑制数値を計測。キノシールドを噴霧した加工タイルは自然減衰に加えて光触媒効果により99.9%の抑制数値を計測。 この結果から、キノシールドの光触媒効果により1時間で99%のウイルス抑制効果があることを確認いたしました。
キノシールドはこれまでも、さまざまな安全性試験、空気浄化試験、各種ウイルス・細菌・カビ・臭いに対する光触媒効果の試験を行っております。
特に新型コロナウイルスは、国立国際医療研究センターとの共同研究をはじめ、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターでの変異株(デルタ株)の繊維製品での不活化試験、そして今回の北里大学における変異株(オミクロン株)の抑制効果試験とコロナ禍において積極的に試験を重ねてまいりました。さらに今年に入りボーイング社・エアバス社規格を取得したことで、航空機の機内における有効利用に向けても開発・研究を継続しております。
国内では、キノシールドによる抗ウイルス・抗菌コーティング施工を担う400店以上の代理店から構成されるフランチャイズチェーンを早期に立ち上げ、現在も店舗網を全国に拡大しており、施工実績は、大型ショッピングモールや芸術劇場、自治体の小学校や保育園など全国で3000施設を超えております。
また光触媒工業会(PIAJ)、抗菌製品技術協議会(SIAA)への加盟を通じて、業界団体と情報連携を密にとりつつ足並みを揃えて参りました。キノシールドは、木下グループ一丸となって取り組む抗菌・検査・消毒事業の一つの柱として、今後とも皆様に安心していただける生活空間を創造してまいります。